羊水量の過多と過少!赤ちゃんへの影響について解説!

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妊娠・出産・子育て・子供の事には何かとお金がかかります!


あるアンケートでは出産にかかる費用の平均は、38万~80万円と出ていました。

出産育児一時金の範囲内でおさまったと言う意見もありましたが、多くは42万円以上の費用がかかったとの結果に、驚くと同時に不安が襲ってきた事を覚えています。

地域差や入院中のサービスに差はありますが、あまりの金額に精神的な余裕が持てませんでした。それなのに、妊娠中や子育て中は家から出られなくて、できることが限られています。

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新しい命が宿り、身体の変化に戸惑いながら日増しに大きくなるお腹。赤ちゃんのためにお腹の中はどんな風になっているのでしょうか。ママの身体は不思議がいっぱいです。

Contents

羊水の役割

お腹の赤ちゃんを守る360°ウォーターベットのできあがり

妊娠初期、新しい命はママの血漿(けっしょう:血液中の液体成分)、または角化していない胎児の皮膚から漏出した、胎児自身の血漿に浸されています。

妊娠すると子宮の中で羊膜が作られ、新しい命が包み込まれます。その羊膜腔ができると、羊膜上皮から分泌される生理的液体で満たされます。この液体が羊水amniotic fluid(または胎水)です。

羊水の色

羊膜上皮から分泌される羊水は最初、無色透明ですが妊娠末期になる頃には灰白色または帯黄色になります。これは妊娠12週目くらいから生産される胎児尿・肺胞分泌物・胎児の皮膚からの剥離物により濁ってきます。

つまり赤ちゃんは羊水を飲み込み、身体に必要な栄養分を吸収して、尿を排出するのを繰り返すわけです。赤ちゃんが健康であれば吸収と排泄の量のバランスが保たれます。

赤ちゃんを守る空間

また羊水があるおかげで赤ちゃんは自由に動く事ができます。さらに外界から加わった衝撃・温度変化を和らげたり、胎児・臍帯などが圧迫されるのを防ぐ役割もしています。

そして、分娩のときには子宮口の開大に役立ち、分娩を容易にするといわれています。

必要な量 

羊水量は妊娠経過とともに量が増えて、最も多くなるのは妊娠32週頃で、その後は妊娠40週位まで横ばい、出産予定日を過ぎると急速に少なくなります。

妊娠 10週 約30ml

妊娠 20週 約350m

妊娠 32〜39週 約300~799ml

妊娠 42〜50週    約400ml   

羊水量の測定

現在主に測定されている方法は超音波断層法(非侵襲的測定法)といい、羊水ポケットまたはAFI(amniotic fluid index)の計測で測定するのが一般的。

羊水ポケット(MVP) 

腹壁からもっとも羊水腔が広くなる場所を測定。

2cm以下は 羊水過少 8cm以上は羊水過多

AFI 

臍を中心に左右・上下に4分割して矢状断に平行、冠状断に垂直に、一番羊水腔が広くなる場所を見つけ、4箇所の合計から測定。

正常範囲 AFI 8~20cm  AFI 4~6cmは羊水利用250mlに相当すると言われています。

 

羊水量の異常

羊水異常は原因と発生時期によって、治療の方針や胎児の予後に大きな違いがあるので、まずは原因は何かを調べることが重要です。

短期間に急に増える急性と数週間かかって次第に増量する慢性のものがあります。腹囲が1メートル以上にも達する場合もあるそうです。

原因は、羊水が作られて循環する過程の中で問題が生じたことから、量的異常が現れるわけです。

妊娠月数に比して腹部が大きくなりすぎていたり、赤ちゃんの位置がわかりにくかったり、心音がきこえにくかったりすることで診断されます。またママも圧迫されて呼吸が苦しくなります。

羊水過多 

妊娠後期に、羊水量800mlを超えるとき(MVP 8cm以上・AFI 24cm以上)

  • 原因不明60%( 糖尿病ではないが胎児が大きめ)
  • 母体糖尿病(高血糖による胎児尿量の増加)
  • 双子で胎盤共有(血液バランスの不良による胎児尿量の増加)
  • 胎児の循環器異常(吸収と排泄バランス不良)
  • 胎児無脳症・二分脊椎など(脳髄液が漏出)

 

自覚症状

お腹の張り・頻尿(大きくなった子宮が胃や膀胱を圧迫)

動悸・息切れ・吐き気など

胎動が感じられなくなる(羊水量が増えたことで胎児と子宮壁の距離が遠くなる)

リスク

  • 巨大児(母体の妊娠糖尿病が原因による羊水過多)
  • 胎児の先天異常
  • 逆子(赤ちゃんが動きやすくなることで起こる)
  • 子宮増大による切迫早産・微弱陣痛・遷延分娩・弛緩出血など
  • 羊膜が薄くなることで本陣痛前の破水(前期破水)
  • 流産
  • 臍帯脱出(破水時の羊水多量流出による)
  • 早産で生まれる確率が約25~40%高くなる

治療法

原因と症状によって治療法が変わるため健診をきちんと受け、まずは妊娠糖尿病にならないようにすることが大切です。妊娠中の生活習慣の見直しをすることが予防につながります。

羊水を抜く場合は1000~1500mlをゆっくりと数時間かけてぬきます。急激に羊水を減らすことは胎盤早期剥離・陣痛を起こす可能性が高まるので危険。

 

羊水過少 

妊娠後期に、羊水量100mlを下回るとき(MVP 2cm以下・AFI 5cm以下)

  • 前期破水(羊水過少症の半数以上。出産に適さない時期の破水によって羊水が漏れる)
  • 妊娠初期から中期は症例少ない
  • 軽度の羊水過少は原因不明
  • 41週以降は12%
  • 胎児尿生産障害(先天異常)
  • 胎児尿生産低下(胎盤機能不全による胎児低酸素症・胎児臓器機能不全・胎児感染など)
  • 母体の妊娠高血圧症候群(母体の胎盤機能低下により赤ちゃんへの血液供給の低下)
  • 母体の非ステロイド系使用円鎮痛剤・利尿剤の摂取により赤ちゃんの尿排泄の低下

リスク

  • 妊娠中期以降の高度な羊水過少では先天異常による、胎児の生命予後不良な例が多い。
  • 分娩時の子宮収縮による臍帯圧迫(低酸素状態により出産時に赤ちゃんが呼吸不全になってしまう)
  • 胎児の胸郭圧迫による発育阻害など(妊娠早期からの羊水過少持続による)

羊水量が少ないと外部からの衝撃が赤ちゃんに伝わりやすくなります。また衝撃により胎内のへその緒が圧迫されて、ママから赤ちゃんへの血液( 酸素)が十分に送られなくなるため、赤ちゃんの心拍が低下する危険な状態になります。

長期の羊水過少の場合には、外からの衝撃や圧迫で手足など変形してしまったり、赤ちゃんの体が羊膜に癒着することもあります。

自覚症状

羊水過少の場合は何らかの異常が赤ちゃんに起きているということになります。自覚症状が少ないと言われていますが、健診のときに羊水量の確認をしますので発見ができないわけではありません。赤ちゃんの状態により治療がかわりますが基本は安静です。

自分観察をしよう

妊娠中期からはお腹があまり大きくならないことや体重が増えないことにより、自分でおかしいなと思うこともできます。健診で出会うママ同士でコミュニケーションを取ることもよいです。案外同じような心配をしているママが近くにいるかもしれません。何か変だなと感じたら自己判断せず医師に相談しましょう。

 

まとめ

  • 羊水は赤ちゃんを衝撃から守る
  • 羊水過多の60%は原因不明で大多数が元気な赤ちゃんを出産
  • 羊水過少の発生はごくまれ
  • 体の不調や疑問があれば健診時に必ず医師に伝えましょう
  • 生活習慣の見直しなど、自分でできることをする
  • 自分自身を観察、お腹の張りや動悸に注意

羊水の過多・過少の予防法はありません。しかし、例えば妊娠糖尿病のように、発症原因に影響がある病気の予防をすることで、結果的に予防になることがあります。

妊娠中の不安、たくさんあります。赤ちゃんがちゃんと育ってくれてるか心配です。心配しすぎて疲れてしまうママもいるかと思います。新しい命がお腹の中で徐々に育ち、生まれてくることは自然の流れです。

初めての出産の場合は特に心配ですが、赤ちゃんの生命力の強さとそれを全身全力で守るママの生命力は、とてつもなく不思議で強いのです。残念ながら妊娠中、赤ちゃんのためにパパができることはママのサポートだけです。

パパには申し訳ないですが赤ちゃんとママの関係は特別なのです。

妊娠中から産後の栄養は大丈夫?【森下薬農園のチアフルマム】

 

 

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それなのに、妊娠中や子育て中は家から出られなくて、できることが限られてしまいます。

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