アトピー性皮膚炎ってどんな病気?正しく治療して上手に付き合おう!

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アトピー性皮膚炎ってどんな病気かご存知ですか。

この記事を見ていただいている方の中にも、アトピー性皮膚炎に悩まれていらっしゃるという人も少なくないのではないでしょうか。

みなさん一度は耳にされたことがあるのではというくらい有名な病気のアトピー性皮膚炎。

うちの子もアトピーにはかなり悩まされていました。幸いきちんと治療することができ、大きくなるにつれて症状も和らいできています。

ですが、中には大人になっても症状の重い人もいますよね。

何となくこんな病気かなと思っている人も、現在アトピー性皮膚炎に悩んでいる人も、何が原因でどんな対処法があるのかなどアトピー性皮膚炎について今一度おさらいしていきましょう。

 

Contents

アトピー性皮膚炎とは?

アトピー性皮膚炎とは、全身または部分的に強いかゆみを伴う湿疹ができる皮膚の病気です。

良くなったり、悪くなったりを繰り返すという特徴もあります。

また皮膚の表面が荒れ、バリア機能が低下し、細胞間脂質のセラミドが失われることによりうるおいを取り込む力と保つ力が弱い、かなりの乾燥肌というのも特徴です。

肌が荒れることにより、アレルゲンが侵入しやすくなり、ちょっとした刺激でかゆみを感じてしまいます。

そのかゆみを掻いてしまうことで、さらに湿疹などの肌の状態が悪くなり慢性化してしまうとされています。

子どもの10%以上に発症すると言われ、一般的に6ヶ月以上(乳幼児は2ヶ月以上)続くと慢性と診断されます。

乾燥しやすい冬や、汗をかきやすい夏に症状が悪化しやすいとされます。

アトピー性皮膚炎のかゆみは経験した人にしかわからないと言われるぐらい強いもので、特に子どもがかゆみに苦しんでいるのを見るのは本当に辛いですよね。

 

アトピー性皮膚炎になる原因は?

先ほどお話したように、皮膚にはいろいろな刺激から肌を守るバリア機能というものが備わっています。

しかし、アトピー性皮膚炎の皮膚はバリア機能が弱まっていて、肌の水分量が低下し乾燥しています。そのため外部からの刺激を受けやすくなっています。

特に乳児の場合はバリア機能が未熟なため、アトピー性皮膚炎を引き起こしやすいと言われています。

アトピー性皮膚炎の詳しい原因についてはまだ明確にはわかっていないそうですが、今明らかになっている原因としていくつかあげられます。

  • 体質によるもの

家族の中にアレルギー疾患(アトピー性皮膚炎、気管支喘息、花粉症、アレルギー性鼻炎、食物アレルギーなど)を持っている人がいると発症する確率が高いと言われています。

また自分自身がそういった病気になったことがある場合も同じです。

このような体質のことはアトピー素因と言われています。

  • 環境によるもの

バリア機能が低下すると、アレルゲンの原因である汗やダニ、ハウスダスト、カビ、ペットの毛などの刺激を受けやすくなり、皮膚の症状を悪化させてしまいます。

  • 精神的なもの

仕事が忙しい、睡眠不足、人間関係がうまくいかない、受験や親子の関係に悩むなどの精神的ストレスによってもバリア機能が低下してしまいます。

  • 物理的なもの

服や下着、化粧品、髪の毛などの刺激が痒みを促進させてしまう原因になってしまいます。

  • 黄色ブドウ球菌によるもの

皮膚に生息している黄色ブドウ球菌などによって、アトピー性皮膚炎が引き起こされることもわかっています。

 

アトピー性皮膚炎の症状は?

アトピー性皮膚炎で最もつらいのはかゆみです。

夜も寝れないし、気になればなるほどかゆくて落ち着かないですよね。

また、アトピー性皮膚炎の肌はひどく乾燥しているので、いろいろな刺激を感じやすく、さらにかゆみが増してしまいます。

この強いかゆみに耐えられず掻いてしまうと、その掻き壊しによって湿疹が悪化し慢性化に繋がってしまいます。

皮膚の主な症状

紅斑(こうはん) 炎症によって毛細血管が広がり赤くなっている
丘疹(きゅうしん) じんましんのように皮膚が膨らんでいる
小水泡(しょうすいほう) 浸出液がたくさん出て水泡になっている
膿疱(のうほう) 炎症を起こして膿んでいる
湿潤(びらん) 水疱や膿疱が破れてしまっている
痂皮(かひ) 皮膚の表面に汁が出て固まっている
落屑(らくせつ) 炎症を起こした部分の表面が剥がれている
苔癬化(たいせんか) 炎症が長く続いてしまい、皮膚がごわごわ厚く硬くなっている
色素沈着(しきそちんちゃく) 湿疹やかゆみで掻くことを繰り返したために、皮膚が黒ずんでいる

年代別の特徴

乳幼児期(1歳未満

主に頭や顔に皮膚の赤み(紅斑)やぶつぶつ(丘疹)が見られ、体や手足に広がっていきます。

この時期は乳児湿疹と症状が似ているので判断が難しいです。

幼児・小児期(1~15歳)

この時期になると、主に首やひじ、ひざの内側に紅斑や、あせものような湿疹やじゅくじゅくした湿疹が見られます。

かゆみがあるので、繰り返し掻くことによって苔癬化(ごわごわ皮膚が厚く、硬くなってしまった状態)が続きます。

青年期・成人期(16歳以上)

上半身を中心に皮膚の苔癬化が進み、手足の外側には硬いしこりができることがあります。

特に顔や首に紅斑、苔癬化、硬いしこり、痂皮や鱗屑(かさぶたができて剥がれること)などのさまざまな症状が現れます。

このような症状が繰り返し起こり、悪化するたびに掻くということが習慣になり、皮膚の状態が悪くなっていくことが多いとされています。

 

アトピー性皮膚炎が引き起こしてしまう病気とは?

アトピー性皮膚炎によって皮膚のバリア機能が低下してしまうと、さまざまな物質が侵入しやすくなってしまいます。

これらの物質は、皮膚に存在する免疫細胞が「アレルゲン」と言われる異物として認識してしまいます。

体が「アレルゲン」に反応してしまうと、全身に炎症が起きて、食物アレルギーや気管支喘息、アレルギー性鼻炎などを引き起こすことがあると言われています。

アレルギーの病気

  • 食物アレルギー

食物アレルギーは、アトピー性皮膚炎と合併して起こることがよくあるとされ、アトピー性皮膚炎が食物アレルギーの原因になると言われています。

生活の中で食物の成分は皮膚から体内に入りますが、アトピー性皮膚炎で炎症が起きているときに入りこむと、皮膚にある免疫細胞がその食物に対して過剰に反応してし、アレルギーを起こす準備をしてしまいます。

そしてその食物を食べたときに、食物アレルギーの症状が出てしまうと考えられています。

  • 気管支喘息

気管支喘息は、気管支(気道)の粘膜に慢性的な炎症が起こり、咳や痰、呼吸困難、喘鳴(ぜんめい)を引き起こします。

子どもから大人まで幅広い年代で起こる病気と言われています。

気管支喘息について詳しくはこちら

ゼイゼイ、ヒューヒューと音がする!気管支喘息の可能性あり!

2019年1月14日
  • アレルギー性鼻炎

鼻の粘膜に起こるアレルギーの反応で、侵入した物質を異物と判断すると、身を守るためにくしゃみや鼻水などの症状が起こる病気です。

アレルギー性鼻炎について詳しくはこちら

子供のアレルギー性鼻炎!今すぐできる対処と簡単環境づくり!

2019年2月21日

アトピー性皮膚炎を経験した子どもは、これらのアレルギー疾患になりやすいこともわかっています。

アトピー性皮膚炎の合併症

アトピー性皮膚炎は重大な合併症を発症することがあると言われています。

例えば顔、特に目の周りに症状が強く出てしまった場合には、白内障や網膜剥離を起こすことがあります。

その他に強いかゆみによって夜ぐっすり眠ることができないと、夜間に成長ホルモンが分泌されにくくなり成長障害を起こしたり、眠気から集中力がなくなり学習障害につながったりすることもあります。

 

アトピー性皮膚炎の治療はどうする?

アトピー性皮膚炎はすぐ治るような病気ではありません。

適切な治療を根気よく行うことで症状を軽くし、キレイな肌にしていくことができます。

反対にきちんとした治療をしなければ、バリア機能が低下した皮膚にさまざまな物質が侵入し、さらに症状を悪化させてしまいます。

また良くなったり悪くなったりを繰り返す病気なので、もう治療はいいかなと自己判断せず必ずお医者さんの指示に従いましょう。

ではアトピー性皮膚炎の治療方法についてお話していきますね。

アトピー性皮膚炎の治療は、

薬物療法(皮膚の炎症を薬で抑える治療)
スキンケア(皮膚を清潔にし、うるおいを保つ)
悪化要因の対策(取り巻く環境の中の悪化する要因を見つけてできる限り取り除く)

の3つが基本となります。

少し長くなるので、①薬物療法、②スキンケア、③悪化要因の対策の3つに分けて詳しく説明しますね。

 

薬物療法

薬物療法は皮膚の状態に応じて薬が違い、外用薬として塗り薬、内服薬、保湿剤があります。

まずは皮膚科に受診し、お医者さんに今の状態を診てもらい、指示に従って治療していきましょう。

  • 外用薬
ステロイド外用薬

皮膚の炎症を抑えるアトピー性皮膚炎の基本的な治療薬です。

ステロイドに対してあまり良い印象を持たれていない人もいらっしゃるかもしれませんが、お医者さんの指示に従い、正しく使えば治療には効果的な薬です。

しかし途中で止めてしまったり、量を正しく塗らなかったりすると、悪化してしまうことがあります。

必ずお医者さんの指示に従って自己判断で使わないようにしましょう。

タクロリムス軟膏

免疫機能を整え、炎症を抑える作用を持つ外用薬です。

特に皮膚の薄い顔や首の治療に効果的で、塗りはじめはピリピリ感を感じることもあるかもしれませんが、使っていくうちに感じなくなっていきます。

ただし、2歳未満の子どもには使用できません。

  • 内服薬
抗ヒスタミン薬

アトピー性皮膚炎のつらいかゆみを抑える治療薬です。

かゆみを感じて掻く→皮膚が荒れる→外部から刺激を受ける→またかゆくなるといった悪循環を絶ち、皮膚の状態の改善を助けます。

ただし、あくまでも補助的な役割であり、抗ヒスタミン薬だけでアトピー性皮膚炎の炎症や痒みが完全におさまることはありません。

抗ヒスタミン薬にはさまざまなタイプがあるので、自分に合った薬をお医者さんと相談して使いましょう。

免疫抑制薬

過剰な免疫反応を抑えることで、炎症やかゆみを鎮める薬です。

治療を続けていてもなかなか効果が現れない、強い炎症が広範囲にある重症または最重症の人に対して、処方されることがあります。

ただし、16歳未満の人は使用できません。

 

ステロイド外用薬に副作用はある?

ステロイド外用薬は、アトピー性皮膚炎の治療によく使われていて、効果があるとわかっていても、副作用があって肌に良くないのではと思われていませんか。

安心して治療をするためにもステロイド外用薬についてきちんと知っておきましょう。

まず、ステロイド外用薬は症状を改善するため強さが5段階あります。

ウィーク(弱い) 1番弱いが、ほとんど使われていない。 目などの弱い部分に使用
ミディアム(中間の強さ) 子どものアトピー性皮膚炎や症状の軽いときによく使われる。 顔や頭部(首)に使用
ストロング(強い) ミディアムで効果を得られないときは少しずつ強くしていく。年齢やアトピー歴が長いと強くなる。 主に体(胸やお腹、背中)に使用
ベリーストロング(非常に強い) ストロングで効果のない場合に使う。症状が軽くなれば少しずつランクを落としていきます。 主に体や、手足に使う
ストロンゲスト(最も強い) ステロイドのなかで最も強いもの。 主に体(胸や背中、お腹に使用

そして症状に合わせてお医者さんよりステロイド外用薬が処方されます。

軽微 肌がカサカサしている状態 ステロイドを含まない外用薬
軽症 カサカサして赤みがある。白い粉をふき皮が剥ける。 ミディアム以下
中等症 乾燥し、皮膚が剥ける。腫れた部分が固くなる。 ストロングまたはミディアム
重度 腫れて赤みを帯びて盛り上がる。症状が長く続き、皮膚がゴワゴワしたり、剥けている。 ベリーストロングまたはストロング。部分的にストロンゲストを使う場合も。

処方されたステロイド外用薬は使用方法、使用量をきちんと確認して、必ず正しく使いましょう。

気になる副作用は?

アトピー性皮膚炎の治療に使われる塗り薬による全身の副作用はないとされています。

塗り薬での副作用として多いのは、塗ったところの皮膚が薄く白くなることです。

これは健康な皮膚に戻ったと考えられていて、使うのをやめると1ヶ月くらいで治ると言われています。

アトピー性皮膚炎の治療で最も良くないこととされているのが、ステロイド外用薬の副作用を気にして、塗ったり塗らなかったりすることです。

アトピー性皮膚炎は早く適切な治療をすれば、ステロイドの使用は短期間ですみます。

しかし、塗ったり塗らなかったりすると、アトピー性皮膚炎の症状も良くなったり悪くなったりを繰り返し、皮膚も固くなり、さらに強いステロイド外用薬を長く使うことになってしまいます。

赤ちゃんに使っても大丈夫かなと思われるかもしれませんが、アトピー性皮膚炎は赤ちゃんのうちに治療すると、弱いステロイドを短期間塗ることで早めに治すことができます。

アトピーかなという症状のある場合は、アレルギーに詳しい小児科や、皮膚科に相談してみましょう。

私の体験からも言えますが、アトピー性皮膚炎は早めに適切な治療をすることが大切です。

 

スキンケア

正常な皮膚はうるおいが保たれ、外部からの刺激も防いでくれるバリア機能が備わっています。

このバリア機能を保つ肌になるためにも、3大保湿因子を補うことが大事になります。

3大保湿因子とは

①天然保湿因子(水分を補う)

角質細胞の内側に水分をたっぷり補給します。似た成分にアミノ酸などがあります。

②セラミド(水分を保つ)

水分をとどめて、角質細胞の間のうるおいを保ってくれます。

③皮脂(水分を逃がさない)

皮脂膜を作り、水分の蒸発を防ぎます。皮脂に似た成分にはスクワランなどがあります。

最近では新生児の早いうちから全身に保湿剤を塗っておくと、アトピー性皮膚炎になるリスクを3割減らすことができたという報告があります。

アトピー性皮膚炎のスキンケアで大切なことはきちんと保湿することと、肌の乾燥を防いで皮膚のバリア機能を保つことになります。

そして、スキンケアの基本は肌の汚れを落とし清潔にする入浴と、肌のうるおいを保つ保湿をすることです。 

入浴のしかた

①よく泡立てて洗う

顔や体を洗うときは、ボディーソープを泡立てずに擦ってしまうのが刺激になって良くないので、しっかり泡立てることが大切です。泡立てネットを使ってもいいですね。

また時間のない人や、泡立ての苦手という人には泡で出てくるボディーソープもありますよね。うるおいを保つようなボディーソープを選びましょう。

②優しく洗う

体を濡らし泡立てた泡を使って、指の腹や肌に負担をかけないタオルで力を入れず優しく洗いましょう。

関節のシワの部分は伸ばして洗うときれいに洗えます。子どもは嫌がるかもしれませんが顔や目の周りも負担のない程度に洗いましょう。

注意

  • ボディーソープは直接肌につけないようにしましょう。
  • 皮膚を傷つけないよう、ナイロンタオルやスポンジ、目の荒いタオルはやめましょう。

③泡が残らないように流す

洗い終わったあとはぬるま湯でしっかりすすいで、汚れと泡を洗い流しましょう。

泡が残ったりすると刺激になってしまうので、泡切れの良いボディーソープを選びましょう。

④長時間または熱いお湯に浸からない

体が暖まるとかゆみが起きやすくなります。長い時間湯船に浸かったり、熱すぎるお風呂に入るのはやめましょう。

保湿成分が配合されている入浴剤を使うと手の届きにくい背中や、お子さまのスキンケアに役立ちます。3大保湿因子の成分が入っている入浴剤を使うのもおすすめです。

⑤押さえるように拭く

体を拭くときは柔らかいタオルで水気を押さえるように拭きましょう。擦らないで優しく拭くのがポイントです。

注意

  • 湯船と同じく熱いシャワーも厳禁です。
  • 入浴剤は保湿重視で選び、体の血行促進をすすめるタイプのものは避けましょう。

保湿のしかた

⑥うるおいを補給しよう

入浴後何もしないと肌は乾燥してしまいます。5分以内に保湿するように心がけましょう。

保湿剤は擦らず優しく手のひらでのばしていき、関節やシワのある部分は皮膚をのばして塗っていきます。目や耳の周りも忘れずに。

保湿剤にはさまざまな種類がありますが、季節に応じたり、使い心地などで選びましょう。

ただし、ワセリンなど油性の保湿剤は肌を保護する膜をはる役割はありますが、うるおいを補給する効果はありません。

アトピー性皮膚炎の症状があるときはもちろんですが、ないときも常に保湿を心がけましょう。発疹が出ているときの使用は、お医者さんに相談し指示に従いましょう。

 

悪化要因の対策

アトピー性皮膚炎の治療には、普段生活している環境の中からできるだけ刺激になる要因を取り除くことも大切になってきます。

①かゆみの原因の対策

アトピー性皮膚炎は、かゆくて掻いてしまうことが症状を悪化させる原因になります。

  • 乾燥するとかゆくなるので、保湿剤を多めに塗ったり、こまめに塗って肌のうるおいを保つことでかゆみがやわらぎます。
  • ほてることもかゆみの原因になってしまいます。かゆみを感じるときは、保冷剤などで冷やしましょう。
  • お子さんが掻くことを我慢できないときは、爪を切っておくことと、掻きやすいところにガーゼを巻いておきましょう。
  • ストレスもかゆみを引き起こします。趣味や楽しいことを見つけてストレスを発散しましょう。

②汗を取り除く

  • 暑い時期や運動をして汗をかいた後は、こまめにシャワーなどで汗を洗い流しておきます。ただし、石鹸やボディーソープで何度も洗うと乾燥してしまう恐れがあるので、汗を洗い流すだけにしましょう。
  • 洗い流せないときは、タオルやウエットティッシュで擦らず押さえるように汗を拭きましょう。

③掃除はこまめに 

  • 掃除はこまめににして常に部屋をきれいに保つことが大切です。フローリングは掃除機だけでなく、ウエットシートや雑巾で拭きましょう。
  • 布団はダニの付きにくいポリエステルがおすすめで、布団用の掃除機できれいにしておきましょう。

肌ざわりの良い服を選ぼう

  • 肌に刺激のない服を着ましょう。できれば試着して肌ざわりを確認しておくと安心です。

 

うちの子が乳児のころ、冬の乾燥しやすい時期に抱っこしていると、やけにほっぺたを擦りつけてくるなと思ったのが我が家のアトピー性皮膚炎との付き合いの始まりでした。

それからかさつきや湿疹、赤み、ひび割れなどの症状が良くなったり、悪くなったりを繰り返し、皮膚科にもいくつか通いました。

ママ友のおすすめの皮膚科にも通ってみたのですが、そこはあまり薬の治療に頼らず、保湿剤で症状が良くなるのを待つ方針の病院でした。

しかし一向に良くなる気配もなく、そのママ友の子どもも良くなっているように見えなかったので、病院を変えることを決めました。

新しく行った皮膚科の先生に言われたのは、アトピー性皮膚炎はきちんと正しい治療を行うこと。

特に子どもはかゆみがあると掻いてしまい、どんどん悪化してしてしまうので、適切に治療をしないとダメだということでした。

薬は怖いと言われているかもしれないけど、正しく使うことがアトピー性皮膚炎を治す早道だとも言われました。

実際に薬を使って治療を始めると、みるみるうちに肌がきれいになり、あんなに悩んでいた日々は何だったんだと拍子抜けしたことを覚えています。

現在もまだ治療中ですが、薬を塗らなかったときより薬を塗るほうが、子どももかゆくて掻くこともなくなり、かゆみを常に気にするということがだんだん減ってきたので、やはり適切な治療を行うことは大切なんだなということを学びました。

なので、今現在お子さんがアトピー性皮膚炎かもしれないとお悩みのお母さんには、きちんと信頼できるお医者さんに相談し、適切な治療をしてあげてほしいなと思います。

 

まとめ

子どもが眠れないくらいかゆがったり、皮膚を掻きむしって肌が荒れているのを見るのは本当につらいですよね。

代わってあげられたらいいのにと心から思います。

しかし、アトピー性皮膚炎は早めに適切な治療を行うことで症状を軽くして、きれいな肌を保つことができます。

うちの子どもが通っていた皮膚科の先生には、症状が良くなるか悪くなるか、だんだんと治っていくかはお母さん次第と言われていました。

アトピー性皮膚炎の治療は薬を塗ったり、刺激を受けないよう環境を整えたりと細かいことにも気を配ったりと根気がいります。

もしかしたらアトピーかもという症状があれば、まずは信頼できるお医者さんを見つけて、一緒に治療していきましょう。

すぐに治るものではありませんが、上手に治療していくことで、お子さんにとっても、お母さんにとってもかゆみに悩まない日々を送ることができますよ。

妊娠・出産・子育て・子供の事には何かとお金がかかります!

それなのに、妊娠中や子育て中は家から出られなくて、できることが限られてしまいます。

働きに出ようと思っても、身体の事や子供の事が理由で思うようにはいきませんね。幼い兄弟がいればなおさらです。

だからこそ、今の内から資格を取って自分を磨き、少しでも今後のために心に余裕を持ちませんか?

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